Teddy!!!
赤坂Blitsまでの興奮ぶりなどはとりあえずここでは省略するとして。
予想通り1TYMが一番始めに出てきた。
舞台で見るTeddyはデカかった。どれだけの身長かは分かってはいたものの…。
生で見る1TYMはやっぱりカッコよかった。
ぺっきょんもテレビで見るよりずっと男らしかったし、思った通りDannyは上着を脱ぎ捨てあの肉体(!)を見せてくれた。
大興奮の公演後私とオンニは出口へと向かった。
時間がなくて当日買ったショボいプレゼントと手紙を握りしめて裏で待っていた。
はじめに出てきたのはCLONのバックダンサーだった。
私は見つけるなり駆け寄って
じね:これをTeddyに渡していただけませんか?
彼 :1TYMのTeddyだよね。いいよ。
じね:ありがとうございます!お願いします!!
後に続く話に矛盾するかもしれないが、私はこれで大満足だった。
係の人も「駅はあっち!帰ってください!」って何回も私達に言っていたし、何より日本にTeddyを想う女が一人は確実にいることをTeddyが知ってくれるだけで十分だった。
しかし同伴者のオンニ(韓国人・私の話を聞くまで1TYMを知らなかった)は「あっちに隠れて待とう!」と言っている。
係の人も忙しそうで、それほど私達にかまっていられないのを察したオンニは私に車の後ろに隠れることを提案した。
正直言ってそんなことしても簡単に出てくるはずはないと思っていた。少なくともオンニのこの一言まで。
オンニ:誰か出て来たよ。
どうせまた関係者か何かだろうと思って車の陰から見てみると、な、なんとぺっきょんではないか!!!
……この時から私の精神はだんだんと薄れていった……。
じね:ぺっきょん!ぺっきょん!
私は車の陰から立ち上がって呼んだ。
ぺっきょんは2,3回きょろきょろした後、私の存在に気がついた。
私とオンニは出口付近のぺっきょんの近くまで走っていって、オンニにカメラを預けぺっきょんの傍に立った。ぺっきょんはいつも通りなのか、さっと私の腰付近に手を回してポーズをとってくれた。
しかし当日私は160cmの身長の上に12,3センチの厚底ブーツを履いていた為、ぺっきょんは言った。
ぺっきょん:僕が小さいなぁ。
慌てて私はかがんでシャッターを押してもらったら、今度はぺっきょん
ぺっきょん:目つぶっちゃいました
気を取り直してもう一枚。
シャッター自体は4,5回押してもらったはずだったが、現像されたのは2枚しかなかった。
まぁ、どっちもぺっきょんはよく撮れていたが、とりあえず私がかがんだのだけ載せておく。
そしてすっかりぺっきょんを気に入ったオンニがぺっきょんと写真を撮ろうと出口をバックに私がシャッターを押そうとした瞬間、出口からオーラ、いや、後光が射した。
じね:Teddy!!!!!
私はシャッターも押さずに(これには後でオンニもキレた)Teddyのところへ突進(まさにそんな感じ)した。
思わず握手を求めた。
Teddyの柔らかい手…。
その後の記憶はTeddyが“Bye”って優しく微笑みながら手を振る時まで記憶がない。
確か係の人が「ここまででやめてください!」っていっていたような気がする。
何かTeddyに話し掛けた気もするが、おそらく興奮状態の私の韓国語はTeddyに通じていなかったと思う。
出来がった写真を見て驚いた。
優しく握ったはずの私の手、もちろん片手でTeddyの柔らかい右手を握っていたはずが、なんと両手でガシッと握っているではないか!!
しかも私の顔…。
化粧は剥がれ落ち、目は完全にイっちゃっていた。
私とTeddyの初対面。
今考えても恥ずかしさでいっぱいだ。
どうしてもっと普通に接することができなかったのか。
どうしてもっとヌナらしい姿を見せられなかったのか。
どうして車に隠れている間に化粧を直さなかったのか(^^;)。
後悔は本当に後を絶たないけど、この感動を残したい。1TYMへの思いも残したい。
そしてその時、私に出来ることは、1TYMへの愛を残す場所を作ることだと思ったのだ。
そうしてそれがこのホームページという形になった。
今度1TYMのメンバー達に会ったら、いつもの私の姿が見せられる自信がある。
いや、絶対にそうしてみせる。
自分の手帳にはさんである写真を、自分の顔を片手で覆って見つめながら、そう強く心に思うじねであった。
イベント名 | SUPERSTAR FROM SEOUL '99 |
開催日時 | 1999年10月22日(木) |
開催場所 | 赤坂Blits |
出 演 |
1TYM、オム・ジョンファ、朴ミギョン、COLOR,CLON(出演順) |
実はこれ、今回撮ったなかで一番イキ度(これってヤバい言葉??)が高い写真。手帳にも入れらないほど!!
でもめちゃ接近してきたTeddy。たまらん。
力仕事にはそこいらの娘達より自信のあるじねの両手にギュッと捕まえられたTeddyの細くて柔らかい右手。Teddy、ごめんね…。
ちなみに向かって右に写っているのはぺっきょん。ぺっきょんも、ごめんね…。
厚底ブーツのせいでかがむのはキツかったの図。
以上、Teddy!ぺっきょん!興奮状態のじねと快く写真撮影に応じてくれてありがとう!!!の写真でした。