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HipHop Village 第三期創団式報告


日時:2002年2月3日(日)

場所:セジョン大学 テヤンホール

開始時間:12時

さて、毎度(って2回目か)レポートなのか思い出綴りなのか分からないこの「創団式報告」。今回も思い起こしながら綴らせていただきます。

にしても…。
3期創団式には本当に参った!当初創団式は1月27日(日)の予定だったので、それに合わせて休暇も航空券も取っていたら、その 一週間前に29日(火)に日程が変更。とりあえず休暇を長めにとっていたので、現地の予定はかなり狂ってしまうものの、航空券は 変えなくても済むなぁ…、と思っていたら、その後なんと私が渡韓する2日前の21日になって2月3日に“最終決定”したのだ。しかも2日前とは いっても私が知ったのは2日前の夜、つまり旅行社には一日前に電話することになったのである。

とにもかくにも航空券の変更も無事済み、創団式当日。一般ファン達は11時半までに会場に集合しなければいけないらしかったが、事務所の方に席を確保していただき、日本人ファンは開始予定時間の12時半に間に合うように行けばいい感じだった。でもせっかくの機会だし早めに行ってぶらぶらしててもいいかと、最寄駅に11時15分を集合時間に決めた。これが後々成功(?!)へ導く決断となった。

最寄駅である「オリニ大公園」駅へ向かう地下鉄の中、釜山から来ている友達から携帯に電話があった。出ると話している内容がおかしい。じねの韓国語聴解力の問題かと思われたが、やはりどう聴いても11時半には始まるといった口ぶりだ。すっかりパニックってしまい、携帯にメールを送ってもらうとやはり内容はそうだった。

どうにもならない。日本から来る子達の連絡先は知らない。とりあえず彼女の助けを借りて釜山の任員から電話をもらい、着いたら導いてもらうことになった。

オリニ大公園駅到着。参加予定なのは2人組が一組と一人で参加の子が一人。落ち合うことになっているところには日本人らしき人は見えず。改札の前にはまだ20歳にもなってなさそうな男の子が案内係の襷をして立っている。

約束の11時15分。電話がきた。一人で参加する子からだった。既に正門にいるとのこと。ここで待っている間ずっと狙っていた男の子に私の気持ちを気持ちを打ち明ける時が来た。

「すみません。ここに日本人の子が2人来ると思うので、来たらこのメッセージ(会場までの道のりが汚い字で書かれている)を渡してもらえますか?女の子2人です」

快諾。そして無事4人は校門前で会うことができたのだ。

校門に入ると警備員らしき人がいたので、「すみません。遅くなりましたが、日本のヒッピル会員なんですけど…。」と声を掛けてみた。すると、大声で会話が始まった。

警備員(?)1:日本?!なぁ、日本から来るって聞いてるか?
警備員(?)2:日本?いいや。ちょっとまって。(と、トランシーバー)
ファンの子達:日本?!来てるの?!

この大声事件。その場ではすっごく恥ずかしかったけど、後々この大声の会話に感謝すらしたくなることが起きたのであった…。

その感謝とは全く関係ないけど、日本人と分かって素早い対応KMTVさん。インタビューされるじね。
2期の時はじねの韓国語の実力は別として、なんとかまともにインタビューに応じられたけど、今回は訳が違う。 駅の階段を上ってきてから10分と経ってない。息は上がりまくり。
3,4くらいの質問に答えた気がするけど、覚えているのは2つだけ。

インタビュアー:1TYMの中では誰が一番好きですか?
じね:(はぁはぁ)Teddyです。(はぁはぁ)
インタビュアー:最後に1TYMに一言。
じね:(他の子達に)(はぁはぁ)「ウォンタイム(1TYM)サランヘヨ」って言いましょう。(はぁはぁ)
日本からのファン達:(戸惑い)
じね:ハナ、ドゥル(1,2)
全員:ウォンタイム、サランヘヨ!!(よく出来ました!)

参加された皆さん、この場を借りてごめんなさい…。いっぱいいっぱいでした(恥)。

そして警備員に連れられ中に入る4人の日本人。(もう大声にあらず)
なんと一番前ではないか!2期の時は一番前は1TYMのご家族の面々が座っていて、日本からの席は2番目だったのに、3期では遂に!一列。 ってことは4期では念願のステージかっ?! おいおい

っと、ここで説明しなければいけないのは、日本人が一番前の席を準備していただけたのは「“日本人”だから」ということでなく 会場にいるファン達の中で一番遠くから来ているからなのです。ということで私達の後ろには2期も3期も済州島、そしてその後ろには 釜山、という具合になっています。
つまり今後アメリカ、カナダ、遂にはブラジルにも会員ができると、ステージまで行った私達の席もまた後ろに下がっていくということなのです。

さて席に座ると不覚にも近くなるものを感じた。それも猛烈に。
立ち上がると、警備員のおじさんに「ダメだよ。もう始めるから」。そんな殺生な。

じね:ちょっと行ってすぐ帰ってきます(涙)
警備員:(うなずく)    
  ((((((ゾロゾロ)))))))

無事行って来て席に着くと、まさに始まるといった感じ。4人で食べようと買ってきたキムパプも食べられぬまま、創団式が始まった。

本日の一曲目。
「Hello」
Teddyが嬉しそうな顔して手を振っているよ。でもじねの方には目もくれない(当然?)。 

続いて
「ウワ」
♪アルムダウン ウーメン(美しい女性)〜言いながらTeddyがべっぴん探しをしている。手で庇を作る、遠くを見るときのあのジェスチャー。 でもやっぱりじねの方は見てくれない(しつこい)。 

そしてちょっとのMCの後に舞台には同じ色のジャンパーを来た女の子がぞろぞろ。
任員紹介が始まった。

「任員」をご存知ない方の為に簡単に説明すると、地域別にヒッピル会員による選挙で選ばれた代表者。
選挙時には公式ページで自己PRなどもして、おそらくファン達の間でもいろいろな噂なんかが飛び交っていて、その結果 選ばれる。そういうこともあって、任員は一般のファン達からはは一目置かれることの多い存在でもある。

そうして任員一人一人に『任員認定証』なるものが1TYMメンバーから手渡された。
そして一団がステージから降りるとまた歌の時間! 

「Nasty」 

「オモニ」 

2曲が続けて披露されてうっとりする間もなく1TYMがステージの裾へ消えていった。 待つこと数分。 セットが続々運ばれてきて、あっという間にラジオ局の完成。

一番前のおかげでそれでも見えるけど、後ろの方のファン達はよく見えないんじゃないの?と心配になるくらいにステージの奥に作られている。 でも4人とも座って、ちょっとは楽なのかな。 

そしてここで「大声事件」の奇跡を体験することになる・・・。

まず始められたのが参加しているファン達の地域名呼び。日本のファン達同様、韓国内の他の地域から来ているファン達も 地域別に座っているのだが、1TYMのメンバー達がその地域名を呼び始めたのだ。

1TYM:ソウル!
ソウル会員:イェ〜イ!←本当にこんな風に叫んでいたかいな?まぁ、こんな感じ;
1TYM:テグ!
テグ会員:イェ〜イ! ってな具合に。

当然日本は呼ばれないものと思っていた。
そして最後の地域が呼ばれて、1TYMも地域呼びコーナーは終わりのムードになっていた。
と、その時だった。

何処からともなく:イルボン(日本)!
何処からともなく:イルボン!
何処からともなく:イルボン!

じね、思わず隣の子にしがみつく。

そしてこんな時に反応する人っていったら、この人。

ソン ベッ キョン!

ステージの前で出てきて、どこだと探している。
そして、私達4人が手を挙げると嬉しそうに

ぺっきょん:ハジメテダカラ、ウレシイデス!
          (本当は2回目だったんですが)

そうです。会場到着後のあの“大声事件”のおかげで日本から来ていることを知り、それを1TYMにまで知らせてくれたのです。こうなれば、警備員さんに感謝感謝。

ラジオ局(いまいちなんでラジオ局なのか、じねは理解不能)、お次はチャンギチャラン、さしずめかくし芸といったところか。

2期の時はステージの向かって左端で1TYMが座って見ているなか、3〜4組のファンの子達が歌や演奏を披露するものだったが、 今回はたった2組。しかも1組につき1TYMのメンバー2組がくっついてステージに立った。

まずは『オジェッパムイヤギ』
ぺっきょんとDannyが一緒だった。特になんといったこともなく、平和で温かい雰囲気で終わった。

そしてお次は『One Love』

→→ドドド↓↓↓

ここでファン達は信じられない場面を目にした。 薄い色のジーンズを履いた、特に派手でもセクシーでもない格好の『One Love』を歌う子に、何故かTeddyとじなにが異様に接近している。そして 微妙ながら曲にノって踊っている。
Teddyも珍しくこの手のおふざけ(?)にノッている。しかし、その可もなく不可もないTeddyのノリに対抗心を燃やしたのか(じね観)、じなにが その子にすがるような踊りをしている。そんな画像をネットで探したのだ見つからず、自分で描こうと思ったけど上手く掛けなかったんだけど、正面から上から下まで足まで曲げて触るような踊り。ラテンぽい感じ?ん?触るような?

いや、絶対に触っている!!!

それまで頑張ってノッていたTeddyも苦笑いをしながら遠ざかっていく。
「やっぱりやったか、オ・ジン・ファン!」
一番前に座っているにもかかわらず、思わず手を叩いて大爆笑なじね。後ろからは「イヤァ」なファン達の声…。
未だにあの光景が目の奥から離れない…。

爆笑と驚愕を残して終わったチャンギチャランの後は、創団式が行われた2月3日の誕生日の人をステージに呼び始めた。 出てきたのは2,3人程度。 あと4日遅かったらじねの誕生日だったのにぃ!なんて思っていたら、さっきからこちらの席をチラチラ見ていたぺっきょんが また舞台の前まで来て

ぺっきょん:ニホンジン?

と尋ねる。

じね:(苦い顔してたと思うで首を振る)

あ・・・。今つくづく思い出して・・・。ぺっきょん、ありがとう。

そうして創団式の日が誕生日だった幸運なファンの子達はプレゼントをもらって、舞台を降りていった。
そして暗転すると、あの懐かしい音楽が始まった。

そう!「1TYM」!! 

何度聴いても感動する。なんて言っても1TYMとの出会いの曲だもの。

続いてクェジナチンチン」

♪ヤ、ノ、ッパリイロナ(さぁ、立ち上がって)〜って歌ってる。え?立ち上がれのTeddyのジェスチャー。いいの?いいの?
立ち上がったら断然テンション上がる!跳ねる!腕振る!肉踊る(Oh, My God!)!!

更に続いて「ヒャンヘガ」
じねが2集で一番好きな曲。リクエスト(謎)が実った?!嬉しい嬉しい。
そうして1TYMは舞台から姿を消した、そしてけたたましい「エンコル(アンコール)!」の声。

舞台がまた明るくなる。「BUS」だ!
Teddyが嬉しそうにハンドル踊りしている。『ッポスアネソ(バスの中で)』の歌を思い出してしまった。※知ってる(覚えている)人いるのかな?

もう終わることを感じながら、感慨深くなる。
そしてまた1TYMが舞台から消えた。

またも「エンコル!」の声。さすがに2度はないでしょ、って思ったら、また舞台が明るくなる。

「ノワナウリ、ヨンウォンニ ト ハナ」だった。感動の一言。

そして今度こそ幕は下り、舞台が暗くなった。
そうして1TYMは次のスケジュールの為に会場を去って行った・・・。


とまぁ、こんな感じです。
その後会場では『Nasty』のミュージックビデオやその他お宝映像が約20分くらい上映されました。

2期の時もそうでしたが、終わった直後でもあまりに興奮(舞い上がり?)しすぎて所々記憶が飛んでいます。 しかも席が一番前ということで、2期の時には後で読み返しても分かり易い具合にメモを取っていたのが、今回は 読み返すのにちょっと苦労しました。

最後に私達日本からのファン達が創団式に参加する為に尽力くださった、YG企画の皆様に心より感謝申し上げます。


なお、今回の創団式の映像のほんの一部は、m-netホームページで見ることができます。住民登録番号のない外国人/外国居住者でも会員になれます。既に会員の方はこちらにいって、2002-02-04までに行ってください。直リン貼りも試みたのですが、うまく再生しないようなのですが…。
2002年4月6日現在、何故か検索もできません。もしかして!と思って「3
(3期)」で検索したら、チョ・ソンモ氏の創団式ものだけが出てきました。ご覧になりたい方はどうぞ(笑)。他の方法が思いつかないので、じねと同様の方はとにかく面倒ですが、2002-02-04まで頑張って行ってからご覧ください。

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