置いてけぼりにされた駅

   あの時は寂しくて仕方なかったけど

   一人じゃなかったんだね

 

 

 

電車に揺られながら田舎に変わっていく景色が好きだった   

いつもそこには あなたがいた

何にも変わってなかったよ

私の好きな景色だったんだ

 

 

    いつもと同じ風が吹き抜けた夏の日

    そっと目を閉じて 心をからっぽにする

    懐かしい香り

    ここにある記憶

    今ここにある たしかな想い

 

    

    飾らない その言葉に

    涙が溢れました

    ありがとう

    その言葉だけで 心がいっぱいになるよ

 

前を向いている

ちゃんと 前向けてる?       

                        

 偶然通ったこの道は

  いつもあなたと歩いた場所

  線路沿いかっこ悪くこけた場所

  覚えてる?

  時間が止まっているみたいだったよ

 

君と歩いていこう

 

 

 二人が出会ったことに意味があるのなら

  この今もきっとそうだね

  意味のないことなんてないんだよね

 

 

  私の黒かばん

   いつの間にか あなたの黒かばん

   あなたにあげるよ

   だから

   これからもそのかばんでいろんな場所 二人でいこう

 

 

お願い               

少しでいいから    

私に手を差し延べて

 

 

こんなに苦しいのは

今だけだよって

自分に言い聞かす

 

  

   人込みの中

   いるはずのないあなたの姿を

   ずっと 探しています

 

 

この季節が いつまでも あなたにとって 優しい季節でありますように

 

 

明日が最後の一日になるのなら     

変わらずのあなたで笑ってください

私も いつもの私でいるから

 

声を聞かせてください

 

   反対のホームに立つあなたが

     照れ笑いする

     もう少し もう少しだけ

     このままでもいい?

     何でもないこの時間が

     たまらなく 好きです

 

本当の顔                 

こんな泣き顔 笑った顔

誰に見せればいい?

うそをつくのが一番苦手なのに

誰にも本当の自分を見せれなくなってしまったよ

 

     心が痛くないなんて 自分に嘘をついていた

     君ならきっと耐えられないよ

     あの時あなたがそう言った時間を

     今 私は過ごしています

     強くなんてなれないけど  ここにいるしかないんだ

 

寂しいから一緒にいるんじゃない

一緒にいたいから 一緒にいるんだね

 

 

 

    閉園間際の水族館

    時間を忘れて見とれてたね

    隣を見ると

   あなたもガラス越しに笑って眺めてた

     とっても穏やかな時間です

     また一つ大切な場所ができました

 

 

あなたにとっての 水になれたらと思っています

好きです