THEY'RE BACK AND THEY CAN'T BE STOPPED...
1tym
"WE GON' MALE YOUR BODY ROCK"

1 2 3 4 5


 

定刻午後2時。スタジオの中では1TYMの前で録画に入るホン・ギョンミンが暫くリハーサルの準備をしていた。ステージの横に作られたDJブースではガタイのいいラッパー一人とDJ一人が控えていたのだが、よく見るとその二人はSupasizeとSchedule-1。MP所属のミュージシャンで最近Joosucと一緒によくステージに上がっていた見慣れた顔だった。「What's Up, Yo!」の公開放送現場で彼らに出くわすことになって・・・。1TYMが2集活動をしていた時にアンダーグラウンドとオーバーグランドは存在すらしない領域をめぐった争いで何度となく問題になったこともあった。当時オーバーグラウンドの先頭にYGが、そしてアンダーグラウンドの先頭にMPがいたことを思い起こすと、今日のような番組に並んでゲストで出る両陣営のミュージシャンの姿が多少面白くも感じられた。正直言ってその間、ヒップホップ界の雰囲気も大きく変わり、Dranken Tigerが歌謡チャートで1位になったり、もうオーバーグラウンドミュージシャンとはいってもむやみに悪口をいうこともなくなってきて、1TYMも、また1TYMの悪口を言っていた輩ももう大人になっていて、相手を尊重する雰囲気になったことも事実だ。

いつだったか、ソン・ベッキョンが「HipHop The Vibe」を通して「僕達の悪口を言う方達に言う事があります。I Love You!」という発言をしたことがあったのだが、彼は今でもたまに「♪お久しぶりですぅ、Yeah You, Uh… エッチュー(ハックション)〜お姉さん、あのラッパーよりもラップ上手いでしょ?そうでしょ?」とふざけて同意を求めようとすることがあるが、よく考えるとクラブで活動しているヒップホッパー達と一番親しくしているメンバーがソン・ベッキョンであるともいえる。バウンスにしばしば彼らに対してインタビューを要請もしている中で偶然知った事実だが、2000年『180g Beats』というアルバムを発売したIll SkillzのDJとしても活動しているDJ Soulscapeとソン・ベッキョンは中学校の同窓という関係でもある。中学校を卒業後一度も会ったことのない同窓の間柄ではあるが、DJ Soulscapeは「ぺっきょんは何でもできましたよ。もともとずば抜けた子で…」とも言っていた。今このように鎮静の局面を迎えたことも全てごちゃごちゃしていた過去のことがあったからなのだ。もちろん今でも1TYMと関連したことだと、その本質を掴む前に相変わらずあれこれとやかく言う人達もいることは事実だが、そんな意思表現の自由まで侵害する訳にはいかないと思うのだけど…?

何日か後にシートコムの初放送があると聞いた
ソン・ベッキョン: <Non-Stop>の撮影が始まります。ヤン・ドングンにすっごく劣等感を感じてる役で出ます。チャジャン麺を5秒で食べる賭けをして、ヤン・ドングンが3秒で食べてしまい僕が負けてしまう、そんなキャラクターあるじゃないですか。
音楽以外の仕事にも1TYMが飛び込んだことでもあり、ぺっきょんの新しい仕事に対する話題もまたたくさん出ると思う。その上、今回のアルバムにぺっきょんの作った曲も収録されていないこともあるし…
僕はなんでもやろうとすれば上手くできると思います。それに映画にもどんでん返しがないと面白くないじゃないですか。僕の人生にもどんでん返しがあってこそ、盛り上がるってものですよ。僕が演技をするとしても、どんな悪い批判を聞いても僕はそのまま僕の仕事だけをちゃんとやればいいんです。次のアルバムをもっと上手くやればいいんですよ。僕が昔の真似をしたとしても、僕がその仕事が好きで後ろめたさを感じずにいるなら、どうでもいいことですよ。できること、やりたいことを上手くやりぬくことが本当によい姿ではないです?どうしていろいろ言われるのか…。

その“いろいろ言われる”ことについて、じなには言いたいことがあるようだけど?
オ・ジンファン:僕ですか?アンダーの方達が主に悪口を言っていることについてですか?

あっ、そんな具体的に言ってはいないんだけど…(笑)。いろいろ話が出たので、あなたの考えはどうなのか聞いてみたいの。
オ・ジンファン: 僕がその方達に「あ、僕の考えはこうだよ」と言うことに何の意味があるでしょうか。そうやって考えたって、僕がなんて言おうと聞きもしないだろうし。僕は単に後ろにいる時にだけではなく、前に来て堂々と言っていたらいいと思いますよ。僕の顔を見て「おい、お前本当に大した事ないな」って。僕の悪口を言って回っている人達がそんな度胸を持っていたら、むしろいいですね。

ソン・ベッキョン: もうそういう話はうんざりですよ。いつから僕達を審判台に乗せられたのか…。だけどもう、少し気にならなくなりましたよ。歳も1歳とったので、考えも変わったみたいです。僕の悪口を言う人達よりも僕は大人だと思うし、もっと広い海で遊んでいると思うし、もっと大きい夢を持っていると思っています。そして大衆達も彼らより僕達をもっとよく知っていて、僕達の音楽をもっとよく分かっていますよ。

Danny: Our Music Is For The People!!


1 2 3 4 5


TOP

BACK